2006年09月16日

契約までの経緯その7:プロの意見

白紙にもどりそうな状態ではあったけれど、8月29日に住たいる工房の松原さんに物件を見ていただいた。

この物件は、28平米(8坪)で細長く、まんなかにカウンターテーブルがある。この広さでも形によっては広く見せることも可能だけれど、細長い上に真ん中にカウンターテーブルがあるというのが難点だという。

ソファや椅子はおかず、床にフロアクッションなどを置くことを想定していたのだが、床に座るとと目線の位置にカウンターテーブルがきてしまって圧迫感がある上、細長い部屋で床に座るとより狭い印象になるという。

カウンターを撤去できて、内装にある程度手を入れられるならこの部屋でキャットカフェをすることもありうるけれど、現状では厳しいというのが松原さんの印象だった。

住たいる工房さんは店舗をよく手がけていらして、 手がけた店舗は必ず当たる、 当たらないと思ったら手がけない、という。 この物件、当時の私のビジネスプラン、予算では「やめたほうがいい」というのが率直な意見だった。

とはいいつつファンやダクトの隠し方などをその場で考えてくださって、壁に直接珪藻土をぬれるかどうかのチェックもしてくださった。そして、まず損益分岐点を出したほうがよい、と アドバイスをいただいた。恥ずかしいことに、そのときの私の答えは「損益分岐点って何?」だった。

損益分岐店の考え方を簡単に教えていただいたが、どうやら店舗経営の基礎の基礎となるものらしい。とりあえず計算してみて、松原さんに見ていただくことにした。その結果、再検討し、私の予算の中で何ができるかを考えてくれるという。

この日の課題は、損益分岐点を出すことと、カウンターテーブルを撤去することまで大家さんに交渉すること。壁に珪藻土を塗るといっただけで「白紙に戻す」というような大家さんとの交渉の余地はあるのか!?


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posted by RIEN at 08:08| Comment(0) | TrackBack(1) | RIEN中野店契約まで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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